韓国市場でXRPブーム|取引量37億ドルでビットコインの10倍
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リップル(XRP)は1日、韓国の暗号資産(仮想通貨)取引所Upbitで取引量が37億ドルを超え、ビットコインの10倍に 達した。
リップルの取引は、Upbit全体の取引量の約28%を占める驚異的な規模となり、仮想通貨市場での注目が一層高まっている。
韓国の取引所でXRPが記録的な取引量を達成
韓国ウォン建てのリップル取引量が、1日で韓国最大の仮想通貨取引所Upbitで37億ドルを記録したことがCoinGeckoのデータで確認された。
この取引量は、Upbit全体の取引量の27.6%を占め、同期間中の ビットコイン(BTC) の取引量である3億4000万ドルを大幅に上回った。
さらに、 リップル は同日早朝、テザー(USDT)の時価総額を一時的に上回り、仮想通貨全体で第3位の地位を獲得。価格は2ドル50セントを超え、過去7日間で70%の上昇を達成した。
他の韓国取引所やグローバル市場の動向
韓国のもう一つの大手取引所であるBithumbでは、リップルの取引量が24時間で12億ドルに達し、プラットフォーム全体の32%を占めた。
一方、世界最大の仮想通貨取引所バイナンスでは、リップルの取引量が10%を占め、ビットコインの7.13%を上回る結果となった。
リップル価格上昇の背景に何があるのか?
リップルは1月以来の最高値近くまで急騰し、これは2018年1月8日以来の最高値となった。
この上昇の要因として、ブロックチェーン分析企業Santimentは、1~10万XRPを保有するウォレットがわずか3週間で約6億7910万XRP(約16億6000万ドル相当)を蓄積したことを挙げている。
一方、Santimentのアナリストは、小口投資家によるFOMO(乗り遅れへの恐怖感)が高まっている現状を指摘し、リップルのラリーが終盤に差し掛かっている可能性が高いと分析している。
小口ウォレットの市場再参入は通常、価格上昇のピークを示す悪い兆候だとされている。
韓国市場を中心にリップルは取引量と価格の両面で記録的な成果を上げており、仮想通貨市場全体での注目度をさらに高めている。
しかし、小口投資家のFOMOや市場心理の動向を考慮すると、投資家には慎重な判断が求められるだろう。
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