ソラナを基盤とする非代替性トークン(NFT)の売上高が、過去4ヶ月の取引活動の増加を背景に、累計販売量50億ドルを超えた。

データアグリゲーター CryptoSlam によると、ソラナネットワークを基盤とするNFTの販売量はすでに50億1384万7972ドルに達している。データによれば、ソラナ・ブロックチェーンには220万人以上の買い手と160万人以上の売り手を抱えていることも示されている。これにより、ブロックチェーン内のNFT取引総数はほぼ4300万件に達している。

ソラナベースのNFT 累計販売量が50億ドルを越える image 0 ソラナのNFT売上高 Source: CryptoSlam

昨年7月以降、ソラナベースのNFTの月間売上高は4000万ドルを超えることに苦戦していた。しかし、2023年10月以降の状況は変わり始めた。11月には、ソラナベースのNFTの月間売上高が約8200万ドルを記録し、前月の約2800万ドルから192%の増加を見せた。さらに、ソラナのNFTはその後も勢いを保ち、12月には月間約3億6500万ドルの売上を記録した。これは、2021年10月の3億7300万ドルに次ぐ、2番目に高い月間売上高だった。

売上は1月にやや減速したものの、ソラナのNFTはその月にも2億3900万ドル以上の売上を記録した。記事執筆時点で2月の月間売上高は1億6100万ドルに達している。この数ヶ月間の増加により、ソラナのNFTの売上は過去9ヶ月で10億ドル以上を記録した。 

ソラナのNFT売上の増加は、同月のソラナ(SOL)トークンの強気な価格動向とも一致している。CoinGeckoによると、12月26日にはSOLトークンが121.45ドルの高値を記録し、取引高は57億ドルに達した。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン