Flare（フレア）はLayerZero V2統合で75のブロックチェーンに接続=最大5万のDAppsを開放

Flare（フレア）とLayerZero V2が戦略的パートナーシップを締結

Flare （フレア）は、クロスチェーンメッセージングプラットフォームLayerZero V2は戦略的パートナーシップを締結し、最大5万のDApps（分散型アプリケーション）数千の分散型アプリケーションにエコシステムを 開放 した事がわかった。

LayerZero V2 integration connects Flare to 50,000 dapps across 75 blockchains.☀️

Build on @FlareNetworks to access vast quantities of new users & sources of liquidity, while maintaining the highest standards of decentralization and security.

Full story: https://t.co/3944nqtXTB pic.twitter.com/JuHTWyFd1l

— Flare ☀️ (@FlareNetworks) July 3, 2024

この動きにより、FlareはSolana、Ethereum、および70の他のブロックチェーンなどのトップレイヤー1ネットワークにアクセスできるようになる。この統合により、Flareユーザーは数千のDAppsにアクセスできるようになり、段階的なネットワーク拡張により、Flare のサポートをすでに追加している約5万のDAppsへのアクセスという新しい機能がもたらされる予定だ。このアップデートによると、どのチェーンでもFlareを組み込んで分散データを実現できるようになる。

2024年6月3日（水曜日）に発表されたように、この統合により、Flareはイーサリアム（Ethereum）やソラナ（Solana）といった主要ブロックチェーンネットワークに接続できるようになった。また、このマイルストーンにより、Flareは複数のEthereumレイヤー2（※以下、L2と表記）ネットワークにアクセスできるようになり、5万を超えるDAppsがFlareにもたらされる。今回の発表に際してFlareの共同創設者ヒューゴ・フィリオン（Hugo Philion）氏は次のように語っている。

これは、Flareのすべてのユーザーとビルダーにとって非常に価値のある統合です。LayerZero V2の展開により、Flareの拡張が加速し、ビルダーがさまざまな革新的な相互運用可能な製品を開発する道が開かれます。

LayerZero V2統合の恩恵を受けるFlare

今回の統合により、あらゆるチェーンがFlareの分散型データを接続して活用できるようになり、Flareにも多くのメリットがある。

FlareがLayerZero V2のDVNになるだけでなく、統合によってDAppsへの安全な接続、新規ユーザーへのアクセス、流動性などのメリットももたらされ、Flare は分散化の強化からも恩恵を受けるとして、フィリオン氏は次のように述べている。

私にとって非常に興味深いのは、LayerZeroがFlareのクロスチェーンマネーマーケットの促進を支援し、さらにBTCやXRPなどのスマートコントラクト以外のトークンをFlareに統合できることです。他の興味深い点は、Flareビルダーがオムニチェーンの代替トークンやチェーンに依存しないNFTを作成できることです。LayerZero V2でFlareが高度に安全なDVN（分散型検証ネットワーク）として機能する機会は特に興味深いです。

LayerZeroの仮想通貨における成長を続ける牽引力

プロトコルは、プロトコルがクロスチェーンメッセージを確認および検証できるようにするモジュール式セキュリティスタックである LayerZero V2の重要な機能を活用する。

このインフラストラクチャーの背後にあるテクノロジーはDVNであり、ネットワークはセキュリティを強化するために独自DVNを作成できる。アプリケーションは、LayerZeroの Omnichain Fungible Token標準を利用してDeFi（分散型金融）の成長を促進することもできる。