Bitget App
スマートな取引を実現
暗号資産を購入市場取引先物コピートレード自動売買Bitget Earn

バイナンスジャパンがレンダートークン(RNDR)取扱一時停止へ、ソラナ移行でJVCEA承認まで

neweconomy-news (JP)2024/07/17 03:04
著者:大津賀新也
シェア
ツイート
LINEで送る

バイナンスジャパンがRNDR取扱一時停止へ

国内暗号資産(仮想通貨)取引所Binance Japan(バイナンスジャパン)が、暗号資産レンダートークン(RNDR)の入出庫および取引一時停止について7月16日発表した。

発表によると今回の対応は、レンダートークンのソラナ(Solana)チェーン移行に伴うもの。バイナンスグローバルではのティッカーコードをRNDRからRENDERに変更しリブランディングをサポートするという。

ただしバイナンスジャパンでは、ソラナチェーン移行後のRENDERのサービス提供について、日本暗号資産取引業協会(JVCEA)の審査にて承認を得る必要があるとのこと。そのため今回はバイナンスジャパンはレンダートークンの取り扱いを段階的に一時停止するという。取り扱い再開時期等の詳細は確定次第別途通知されるとのことだ。

なおソラナチェーン移行に伴うユーザーのレンダートークン保有数量への影響はないとのこと。JVCEAの審査が承認されるまでの間、ウォレットにおいて同トークンの残高が一時的に非表示となり、入出庫や取引が行えなくなるという。またソラナチェーン移行後は現在のイーサリアム(Ethereum)ネットワーク上のRNDRの入出庫はサポートされないとのことだ。

国内においてレンダートークンはバイナンスジャパンの他、ビットバンクおよびビットフライヤーが取り扱っている。そのため両取引所においても、JVCEA審査承認までの間は取り扱いが一時停止すると思われる。なお記事執筆時点で両取引所からのアナウンスはされていない。

バイナンスジャパンのレンダートークン取り扱い一時停止のスケジュール

今回の対応にてバイナンスジャパンでは、取引所・販売所(バイナンス販売所・購入売却)・入出庫におけるレンダートークンの取り扱いを一時停止する。

取引所では、7月22日正午ごろよりレンダートークンの新規注文受付を停止。同トークンを対象とした現物取引Botサービスについても同時に一時停止するとのこと。対象となる取引ペアはRNDR/BTCとなる。

また販売所におけるバイナンス販売所(交換)では、7月18日正午から7月22日11:00までの間は、RNDRの取引は売却のみ可能となる。7月22日11:00以降はRNDRの取引は一時停止になるとのこと。また暗号資産の購入・売却においては7月18日正午よりRNDRの取引ペアは一時停止となる。

そして入出庫については、7月22日12:30頃より一時停止するとのことだ。

バイナンスジャパンの取り扱い銘柄

バイナンスジャパンの取り扱い暗号資産は現在レンダートークンを含め全52銘柄だ。

現在の同取引所の取り扱い銘柄は、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビルドアンドビルド(BNB)、カルダノ(ADA)、アルゴランド(ALGO)、アスター(ASTR)、コスモス(ATOM)、アバランチ(AVAX)、アクシーインフィニティ(AXS)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、ビットコインキャッシュ(BCH)、チリーズ(CHZ)、ダイ(DAI)、ドージコイン(DOGE)、ポルカドット(DOT)、エンジンコイン(ENJ)、イーサリアムクラシック(ETC)、アイオーエスティー(IOST)、ジャスミー(JASMY)、チェーンリンク(LINK)、ライトコイン(LTC)、ポリゴン(MATIC)、メイカー(MKR)、オントロジー(ONT)、クアンタム(QTUM)、ザ・サンドボックス(SAND)、シバ(SHIB)、ソラナ(SOL)、トロン(TRX)、ステラルーメン(XLM)、リップル(XRP)、テゾス(XTZ)、ジリカ(ZIL)、ヘデラハッシュグラフ(HBAR)、ニアプロトコル(NEAR)、オプティミズム(OP)、イミュータブルエックス(IMX)、アービトラム(ARB)、ザ・グラフ(GRT)、レンダートークン(RNDR)※取扱一時停止へ、ディセントラランド(MANA)、イオス(EOS)、ガラ(GALA)、エイプコイン(APE)、クレイトン(KLAY)、リスク(LSK)、ラップドビットコイン(WBTC)、ファイルコイン(FIL)、スイ(SUI)、マスクネットワーク(MASK)、サイバーコネクト(CYBER)、アプトス(APT)となっている。

関連ニュース

  • ビットフライヤーにアバランチ(AVAX)、ザ・グラフ(GRT)、レンダートークン(RNDR)上場へ
  • 国内初、ビットバンクにレンダートークン(RNDR)上場へ
  • バイナンスジャパンに13銘柄の暗号資産上場へ、OPは国内初、合計47銘柄に
  • バイナンスジャパン、ネム(XEM)上場廃止へ
  • バイナンスジャパン、貸暗号資産「Simple Earn」にアスター(ASTR)追加

参考: バイナンスジャパン

関連するキーワード

#RENDER #RNDR
シェア
ツイート
LINEで送る

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

前の記事 【7/16話題】イーサリアム現物ETFは23日取引開始か、メタプラネットが今月3度目のビットコイン追加購入など(音声ニュース)

合わせて読みたい記事

【7/16話題】イーサリアム現物ETFは23日取引開始か、メタプラネットが今月3度目のビットコイン追加購入など(音声ニュース) イーサリアム現物ETF、23日取引開始か、米SECが暫定承認と業界筋、メタプラネット、今月3度目のビットコイン追加購入、合計保有数225.611BTCに、トランプ、副大統領候補に親クリプト派のJ.D.バンス上院議員を指名、北朝鮮ハッカー集団、盗んだ暗号資産をカンボジア決済会社通じ洗浄、ドイツ政府機関、ビットコインの売却を終了か、スクエニ、web3ゲーム「サッカーバース」の資金調達を主導、CompoundとCelerのウェブサイトがハッキング被害、DNSドメイン攻撃を受け、バイナンス、韓国取引所ゴーパックスの株式大半を売却へ=報道、ディーカレットDCP、デジタル通貨「DCJPY」のネットワークをリリース。取引開始は8月予定
あたらしい経済 編集部 Sponsored
スクエニ、web3ゲーム「サッカーバース」の資金調達を主導 ブロックチェーン活用のサッカーゲーム「サッカーバース(Soccerverse)」が、国内ゲーム開発大手スクウェア・エニックス(Square Enix)主導のもと、310万ドル(約4.9億円)の資金調達をしたことを7月12日発表した
一本寿和 ニュース
ディーカレットDCP、デジタル通貨「DCJPY」のネットワークをリリース。取引開始は8月予定 デジタル通貨事業を行う国内企業ディーカレットDCPが、デジタル通貨「DCJPY」の本番検証のため、「DCJPYネットワーク」のシステムをリリースしたことを7月16日発表した
大津賀新也 ニュース
北朝鮮ハッカー集団、盗んだ暗号資産をカンボジア決済会社通じ洗浄 北朝鮮のハッカー集団「ラザルス(Lazarus)」が使用するデジタルウォレットから、15万ドルを超える暗号資産(仮想通貨)がカンボジアの大手決済会社に送られていたことがブロックチェーンデータで分かった
あたらしい経済 編集部 ニュース
ドイツ政府機関、ビットコインの売却を終了か ドイツ連邦刑事警察庁(BKA)が、7月13日に保有するビットコインを送金しきったようだ
髙橋知里 ニュース
イーサリアム現物ETF、23日取引開始か、米SECが暫定承認と業界筋 米証券取引委員会(SEC)が、イーサリアム(ETH)の現物価格に連動する上場投資信託(ETF)の立ち上げを希望する8社の資産運用会社のうち少なくとも3社に対し、来週23日からの取引開始について暫定的に承認を与えたと、3名の業界関係者が明らかにした
大津賀新也 ニュース
トランプ、副大統領候補に親クリプト派のJ.D.バンス上院議員を指名 前米大統領で現共和党大統領候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が、副大統領候補として親暗号資産(仮想通貨)派のJ.D.バンス( J.D. Vance)上院議員を指名した
髙橋知里 ニュース
メタプラネット、今月3度目のビットコイン追加購入、合計保有数225.611BTCに 東証スタンダード上場企業のメタプラネットが、同社として5度目となるビットコインの追加購入完了を7月16日発表した
大津賀新也 ニュース
バイナンス、韓国取引所ゴーパックスの株式大半を売却へ=報道 大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が保有する韓国大手暗号資産取引所ゴーパックス(GOPAX)の株式大半が売却されるようだ。韓国のITメディア「ITチョスン(IT Chosun)」が7月11日報じた
一本寿和 ニュース
最新の記事をさらに見る >
0

免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。

PoolX: ステーキングして獲得
10%以上のAPRを獲得しましょう!ステーキングすればするほど報酬が増えます。
今すぐステーキング!

こちらもいかがですか?

ZachXBTによってラザルスグループに関連付けられた500万ドル相当のステーブルコインを発行者が凍結

ブロックチェーン調査員ZachXBTの調査により、4つのステーブルコイン発行者—Paxos、Tether、Techteryx、Circle—が、悪名高い北朝鮮の国家支援ハッカーグループLazarusに関連する2つのウォレットアドレスで、約500万ドルのステーブルコインを凍結しました。ZachXBTは、他の発行者よりもトークンの凍結に4.5か月も時間がかかったCircleを批判しました。

The Block2024/09/14 21:04