イーサリアムゲーム『Illuvium』、Epic Storeで正式リリース

Illuviumは、長いベータテストとプレイ・トゥ・エアドロップキャンペーンを経て、ついに3つの相互接続されたイーサリアムゲームをEpic Games Storeでリリースした。

3つの異なるゲームが連携

Illuviumのブロックチェーンゲームフランチャイズは、木曜日にEpic Games Storeで3つの相互接続されたサイエンスフィクションファンタジーゲームをリリースした。

これまで一連のベータテストを行ってきたIlluviumは、今回のリリースを「公式ゲームローンチ」として位置づけている。

イーサリアムのスケーリングネットワークであるImmutable X上に構築されたこれら3つのタイトル—Illuvium: Overworld、Arena、Zero—はそれぞれ異なるジャンルを持ちつつも相互に連携している。

開発者はプレイヤーがこれら3つのゲームすべてに没入することを奨励している。

各ゲームの特徴

Illuvium: Overworldは、プレイヤーが重要な資源を集めて難破した船を修理するオープンワールドサバイバルゲームである。

この世界では、IlluvialsというIlluviumの神話的な生物に出会い、それらを狩猟して捕獲することができる。

捕獲したIlluvialsは、次のタイトルであるIlluvium: Arenaに持ち込むことができる。

Arenaは、AI対戦相手や他のオンラインプレイヤーと対戦する戦略的なオートバトラーで、Teamfight Tacticsに似ている。

最後のゲームは、Illuvium: Zeroという都市建設ゲームで、PCやMacだけでなくモバイルでも利用可能である。

プレイヤーは土地を開発し、貴重な資源を抽出し、経済を刺激してOverworldの難破船との再接続を試みる。

プレイ・トゥ・エアドロップキャンペーンとその影響

Illuviumの公式リリースは、最近数ヶ月間にわたるプレイ・トゥ・エアドロップキャンペーンに続いている。

このキャンペーンは、仮想通貨に関心のあるプレイヤーにベータテストをチェックさせるためのインセンティブを提供した。

プレイヤーは、公開ベータテストに参加することでエアドロップポイントを獲得でき、一部の報酬は6月に配布されたが、エアドロップは今後5ヶ月間続く予定である。

Illuviumは数年間にわたって期待されており、その公式ロードマップによると、2020年第4四半期に資金調達を開始した。

その時点でチームは初期のプロトタイプを作成し、同四半期内にUnreal Engineプラットフォームへの移行を行った。

2021年にはイーサリアムトークンILVがローンチされ、1,900ドル（約297,300円）の史上最高値に達した。

多くの仮想通貨トークンと同様に、2021年の強気相場でローンチされたILVもその後急落し、2023年の初めには39ドル（約6,084円）となった。

しかし、ゲームがEpic Games Storeにリストされた後、ILVの価格は急騰し、2024年には一時的に150ドル（約23,400円）に達した。

本稿執筆時点では、ILVは67ドル（約10,452円）で取引されている。

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