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EVM互換のzkロールアップ「Zircuit」、独自トークンZRCのエアドロップ実施

EVM互換のzkロールアップ「Zircuit」、独自トークンZRCのエアドロップ実施

neweconomy-news (JP)2024/08/06 11:06
著者:一本寿和

Zircuitの独自トークンがエアドロップ

zkロールアップ技術を用いたブロックチェーンプロジェクト「ザーキット(Zircuit)」が、メインネットフェーズ1で正式稼働し、独自トークンZRCのエアドロップ(無料配布)を実施したことを8月6日発表した。

なおZRCのエアドロップは、複数のシーズンにわたって実施されるようだ。今回実施されたエアドロップはシーズン1で、スナップショットは7月7日16:00(UTC)に行われたとのこと。またシーズン1における請求可能な対象アドレスは262,200だったという。

ちなみにZRCの総供給量は100億ZRCで、その内訳についてはコミュニティ規定12.61%、エコシステム開発17.93%、財団18.70%、チーム18.74%、投資家11.02%、エアドロップとコミュニティ報酬21.00%となっている。

シーズン1エアドロップには、エアドロップとコミュニティ報酬21.00%のうち7%が割り当てられ、残りの14.00%については7月7日から開始されているシーズン2のエアドロップとコミュニティ報酬用に確保されているとのこと。

「ザーキット」は、AIを活用したセキュリティ機能を特徴とするEVM(イーサリアム仮想マシン)互換のレイヤー2ブロックチェーンで、zkロールアップ技術を採用している。このプラットフォームでは、分散型金融(DeFi)を含む様々なアプリケーション構築を目指しているとのこと。

なおzkロールアップとは、暗号技術を利用した証明技術「ゼロ知識証明(zero-knowledge proof:zkp)」活用のロールアップのことをいう。ロールアップは、元となるブロックチェーンのセキュリティなどを活用しながら、ガス代(ネットワーク手数料)やネットワークの混雑解消を図るスケーリングソリューションである。

さらに「ザーキット」では、開発者やコミュニティメンバーに対してエコシステムへの貢献を推進する「ビルドトゥーアーン(Build to Earn)」プログラムも提供しているという。これにより新しいアプリケーションの開発やインフラのデプロイをサポートしているとのことだ。

🎉 Announcing our Season 1 Airdrop and non-transferrable Zircuit Token (ZRC)!

We’re rewarding early stakers, partners, and builders who’ve contributed to Zircuit and shaped our ecosystem 🤝

More details below👇 pic.twitter.com/yJq88kn1GH

— Zircuit (@ZircuitL2) August 5, 2024

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参考: ズィークイット
images:iStocks/mouu007

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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