ワールドコイン、ソラナへ「World ID」展開|Wormholeが支援
人間検証を目的とする暗号資産(仮想通貨)プロジェクトのワールドコインは13日、「World ID(分散型ID)」をソラナ(SOL)ブロックチェーンに展開したことを 発表した。
この動きは、大手ブリッジプロトコルであるWormholeが支援する。Wormholeは6月、ワールドコイン財団から助成金を受け取った過去がある。
これによりソラナのユーザーは、 イーサリアム(ETH) 上で認証されたWorld IDを使い、ソラナ上のアプリケーションでの人間認証(人間であるという証明)が可能となった。
WormholeのWトークンとワールドコインのWLDトークンは、報道後からそれぞれ5%と8%の価格上昇を見せた。
生体認証データ「World ID」
ワールドコインは、AIチャットボットChatGPTの開発企業であるOpenAIのサム・アルトマンCEOが立ち上げたプロジェクトだ。
ユーザーは、Orb(オーブ)という専用端末で眼球を読み取り、生体認証データである「World ID」を登録することが可能。IDの保有者は、個人の人間性を証明しながら、仮想通貨WLDが定期的に付与される。
同プロジェクトのユーザー数は、執筆時点で1000万人を超えており、World ID登録者は600万人以上になるという。
World IDは以前まで、イーサリアムブロックチェーン上でのみ利用可能であった。今回のソラナ展開により、ソラナ上のサービスが、イーサリアムで認証された人々のIDを認証できるようになった。
すでに、以下のようなサービスが、World IDの認証システムの導入を発表している。
- DRiP:クリエイタープラットフォーム
- DSCVR:Web3.0ソーシャルコンテンツプラットフォーム
- Flojo:オンライン注文プラットホーム
- Galxe:Web3.0オンチェーン配信プラットフォーム
- SARAH:日本のグルメレストランアプリ
World IDの認証を採用することで、これら分散型エコシステムの信頼性向上が期待できる。
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