Bitget App
スマートな取引を実現
暗号資産を購入市場取引先物コピートレード自動売買Bitget Earn

韓国Bithumb、来年後半に米ナスダックでのIPO検討=報道

neweconomy-news (JP)2024/10/01 04:01
著者:大津賀新也

Bithumbが米ナスダックでのIPOを検討

韓国大手暗号資産(仮想通貨)取引所ビッサム(bithumb)が米ナスダック(NASDAQ)での新規株式公開(IPO)を検討していると、地元紙「大韓経済新聞」が9月30日報じた。

報道によるとこのIPOの検討については、同日に開かれた臨時株主総会で明らかにされたという。

IPOの実施は、2025年下半期を目標にしているとのこと。また引受先としてサムスン証券を選定したという。

またビッサムの関係者は「上場に関しては、国内だけでなく海外まであらゆる可能性はある」と話したとのこと。

ビッサムの韓国でのIPOは、同国の金融当局が暗号資産を金融商品として認めていないなど、国内規制の点から可能性は高くないと業界ではみられていたとのことだ。

ビッサムのIPO計画については、昨年11月に米ナスダックの韓国版であるコスダック(KOSDAQ)での上場を2025年の下半期に目指していると報じられていた。なおその際の引受先候補もサムスン証券だった。

ビッサムのIPO計画の背景には、韓国最大の暗号資産取引所であるアップビット(Upbit)に更なる市場シェアを渡したくないという思いがあると伝えられていた。

ビッサムは現在、1日の取引高でアップビットに次いで韓国第2位の暗号資産取引所である。

韓国の政府政策調整局(OPC)は2021年4月、暗号資産の規制を開始。同年8月にアップビット(Upbit)が、韓国の金融規制当局である韓国金融委員会(FSC)下の金融情報分析院(FIU)に対して、暗号資産サービス事業者としての申請を行った。なおこれは同国において初の事例であった。

なお日本においては、国内暗号資産取引所であるコインチェック(Coincheck)が米ナスダックでのIPOを進めている。

コインチェックの親会社であるマネックスグループは、コインチェックの持ち株会社となる予定のコインチェックグループ(Coincheck Group B.V.)をSPAC(特別買収目的会社)のサンダーブリッジキャピタルパートナーズ4(Thunder Bridge Capital Partners IV:THCP)と合併(逆さ合併)させる「De-SPAC」にてIPOをする計画だ。

参考: 大韓経済新聞
画像:iStock/ChrisGorgio

関連ニュース

  • 韓国の暗号資産取引所ビッサムがIPOを計画か、競合意識で=報道
  • 韓国暗号資産(仮想通貨)取引所ビッサム(Bithumb)が二度目の売却を検討か
  • ブロックデーモン、2026年にIPO検討=報道
  • 米サークル、IPO計画に先立ち本社をNY市に移転
  • コインチェックの米ナスダック上場はQ2~Q3に予定か、登録書類は米SECに提出

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

前の記事 金融庁、現在の暗号資産規制を検証へ。資金決済法の改正や金商法適用も視野=報道

合わせて読みたい記事

金融庁、現在の暗号資産規制を検証へ。資金決済法の改正や金商法適用も視野=報道 金融庁が、暗号資産(仮想通貨)規制の見直しを行うようだ
あたらしい経済 編集部 ニュース
【9/30話題】バイナンス前CEOのCZが釈放、デジタル相大臣に平議員が起用か、リミックスポイントが7.5億円の暗号資産購入など(音声ニュース) バイナンス前CEOのCZが釈放、Xで近況報告、次期政権デジタル相大臣にweb3PT座長の平将明議員が起用か、リミックスポイントが7.5億円の暗号資産購入、前日の15億円購入発表後に、ソラナ上のDeFi「マンゴー・マーケッツ」がSECと和解へ、MNGOトークン破棄に合意、DEX「dYdX」、暗号資産ウォレット「Phantom」対応、HSBC、トークン化プラットフォーム「Orion」上で約183億円のデジタル債券を発行=報道
あたらしい経済 編集部 ニュース
HSBC、トークン化プラットフォーム「Orion」上で約183億円のデジタル債券を発行=報道 英ロンドンに本社を置く大手銀行HSBCが、分散型台帳技術(DLT)を使用し、香港ドル建てのシニア無担保固定金利デジタル債券を香港で発行したと、メディア「智通财经」が9月26日報じた
あたらしい経済 編集部 ニュース
Worldcoin(WLD)、グアテマラ・マレーシア・ポーランドで「Orb」検証サービス開始 ワールドコイン(Worldcoin:WLD)が、グアテマラ、マレーシア、ポーランドで「オーブ(Orb)」検証サービスを開始したことを9月25日発表した
一本寿和 ニュース
次期政権デジタル相大臣にweb3PT座長の平将明議員が起用か 自民党web3プロジェクトチーム(PT)の座長である平将明衆議院議員が、デジタル相として初入閣するようだ。産経新聞が9月29日報じたおt
大津賀新也 ニュース
バイナンス前CEOのCZが釈放、Xで近況報告 バイナンス(Binance)の創業者であり前CEOのチャンポン・ジャオ(Changpeng Zhao:CZ)氏が、当初の予定より2日早く、9月27日に釈放された。ブルームバーグが同日報じた
大津賀新也 ニュース
DEX「dYdX」、暗号資産ウォレット「Phantom」対応 DEX(分散型取引所)「dYdX」が、ソラナ(Solana)ブロックチェーン対応の暗号資産(仮想通貨)ウォレット「ファントム(Phantom)」と統合したことを9月26日発表した
一本寿和 ニュース
ソラナ上のDeFi「マンゴー・マーケッツ」がSECと和解へ、MNGOトークン破棄に合意 米証券取引委員会(SEC)が、「マンゴー・ダオ(Mango DAO)」、「マンゴー・ラボ(Mango Labs)」、「ブロックワークス財団(Blockworks Foundation)」の3社と和解したと9月28日発表した
あたらしい経済 編集部 ニュース
【9/27話題】関東財務局がDMM Bitcoinに行政処分、金融庁がJVCEAへ自主点検を要請など(音声ニュース) 関東財務局がDMM Bitcoinに行政処分、BTC不正流出の「重大な問題」確認で、金融庁がJVCEAへ注意喚起と自主点検を要請、「暗号資産の流出リスクへの対応等」で、米ロビンフッド、独自ステーブルコイン発行を検討か=報道、アバランチ(AVAX)、4000万ドル規模の助成金プログラム「Retro9000」発表、韓国が個人情報保護違反でワールドコイン財団と開発会社に罰金科す、法順守で活動継続は認可、DeFi「エテナ」、ブラックロックのトークン化ファンド「BUIDL」に基づくステーブルコイン「UStb」提供へ、SBIデジタル・マーケッツと21xが提携、トークン化証券をESMA認可のDLT取引所に上場へ、ソラナ基盤のゲーム機「プレイソラナジェネ1」先行販売開始、金融庁、事業会社のゲーム内暗号資産取り扱いについて議論開始=報道、TON基盤ゲーム「ハムスターコンバット」、エアドロップ割当とロードマップ発表
あたらしい経済 編集部 ニュース
0

免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。

PoolX: ステーキングして獲得
10%以上のAPRを獲得しましょう!ステーキングすればするほど報酬が増えます。
今すぐステーキング!

こちらもいかがですか?

Arbitrum One、2021年のローンチ以来10億件の取引を超える

クイックテイク Arbitrum Oneは、Ethereumのレイヤー2ロールアップであり、2021年8月のメインネットローンチ以来、10億件の取引を超えました。

The Block2024/10/01 06:58

EigenLayerトークン、移転制限解除でFDV70億ドルで取引

クイックテイク EigenLayerはEIGENトークンの移転制限を解除し、さまざまな取引所での取引を可能にしました。現在の取引価格は約4.28ドルで、完全希薄化後の市場評価額は71億ドルとなっています。

The Block2024/10/01 05:55

米国のスポットビットコインETF、流入の連続記録を8日間に延長、月曜日に6130万ドルを記録

米国のスポットビットコインETFは、月曜日に6,130万ドルの1日あたりの純流入を報告しました。BlackRockのIBITが流入を牽引し、7,215万ドルがファンドに流入しました。

The Block2024/10/01 05:49