バイナンスジャパン、仮想通貨TONの取り扱いを開始へ
暗号資産(仮想通貨)取引所サービスを提供するBinance Japan株式会社は2日17時、新たに仮想通貨トンコイン(TON)を取り扱いを 開始させた。
これにより、日本のバイナンスユーザーは、TONの現物取引(取引所、販売所)、自動購入(積立)、シンプルEarn(運用)が利用できる。ただし、取引できる通貨ペアはTON/BTCのみとなっている。
グローバル版のバイナンスでは、8月8日にTONの取り扱いが開始されている。
同取引所における取り扱い銘柄数は、 ビットコイン(BTC) やイーサリアム(ETH)などを含む55銘柄となった。
TONを取り扱う日本国内の仮想通貨取引所は、同取引所が4例目となる。
仮想通貨TONとは?
仮想通貨TONは、大手メッセンジャーアプリのテレグラムと親和性が高いチェーンとして知られる「The Open Network(TON)」のネイティブトークンだ。
テレグラムでは現在、同アプリを基盤としたゲームが人気となっている。同アプリ上のゲームのユーザー数は、年初から約20倍成長しているというデータもある。
関連: テレグラム、ゲーム利用者が年初から20倍に|TONが成長支援
特に、タップゲームが話題となっており、数千万人から数億人のユーザーを獲得するゲームも登場している。
5月には、何百万人ものユーザーを抱えているNotcoinが、テレグラムゲームとしては初となる仮想通貨(NOTトークン)の公開およびエアドロップを実施した。
その後も、「ハムスターコンバット」や「Catizen」などの大型プロジェクトも、TON上にトークン公開を行っている。
関連: ハムスターコンバット、ロードマップを更新|脱テレグラム計画
このような人気もあり、TONトークンの価格は、過去1年間で150%以上の上昇を 見せている。
バイナンスジャパンでは、今回のTONのような新規銘柄の追加や新規サービスの提供を通じて、日本国内のユーザーがWeb3.0サービスへのアクセス性向上に努めていくという。
免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。
こちらもいかがですか?
2024年のNFTドロップの98%は死に、投資家に利益をもたらしたものは0.2%
グラスノード:ビットコインの利益確定は依然として「歴史的ピークを下回っている」が、「さらなる上昇」が来る可能性がある
米国司法省:7,300万ドルの仮想通貨マネーロンダリング事件の容疑者の1人であるダレン・リーが有罪を認めた
Farcaster Lianchuang: 来年の第 1 四半期にスナップチェーン ネットワークを開始する予定