ヴァンエック、Web3ゲームスタートアップ「ガンジラ」に投資
ヴァンエックのプライベート仮想通貨ファンドが、ゲームスタートアップのガンジラゲームズに投資したと10月31日に発表した。ヴァンエックのマット・マキシモ氏がXプラットフォームで投稿した。
これはヴァンエックにとって、Web3対応のゲームへの2度目の投資となる。ガンジラは、「ディストピア・サイバーパンク・シューティングゲーム」である『オフ・ザ・グリッド』を開発する。プレイヤーはゲーム内でガンジラのネイティブトークンGUNを獲得できる。「仮想通貨はゲーム体験を向上させ、収益化戦略を改善するツールと見ている」とマキシモは語った。
Source: Steam
ベンチャーキャピタル企業のコンヴォイのデータによると、ゲームスタートアップは2024年第3四半期に5億1700万ドルを集めた。
3月にヴァンエックは、トレード可能なカードがオンチェーンでNFTとして表現されるWeb3カードゲーム『パラレル』に投資した。パラレルの3500万ドルの資金調達ラウンドには、ソラナベンチャーズやコインベースのベースエコシステムファンドからの出資も含まれていた。「ゲーマーたちは何十年もかけて、ゲーム内アイテムを売買するためのシステムを構築してきた」とマキシモは語り、スチームのピアツーピアのゲームマーケットプレイスは320億ドル以上の取引量を記録していると付け加えた。
「ブロックチェーンは、ゲーマーの透明性とゲーム内アイテムの管理欲求を解決することができる」とマキシモ氏は強調した。
Off The Grid in-game. Source: Matt Maximo
『オフ・ザ・グリッド』では、プレイヤーはGUNトークンを獲得し、Web3ウォレットで保持できるゲーム内アイテムをアンロックする。プレイヤーはまた、GUNトークンを使用して『オフ・ザ・グリッド』のWeb3マーケットプレイスで直接ゲーム内アイテムを購入する。
マキシモ氏によると、ガンジラのマーケットプレイスは、アバランチ(AVAX)のサブネットであるGUNZ上で運営されているという。
「 オフ・ザ・グリッドのブロックチェーンコンポーネントは、プレイヤーが装飾アイテムを取引するためのマーケットプレイスを作成するための技術的解決策であり、スチームなど成功したモデルだ」
ガンジラは、『オルタード・カーボン』の著者リチャード・モーガン氏と、監督のニール・ブロムカンプを迎えて『オフ・ザ・グリッド』のクリエイティブデザインを主導している。
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