ゲンスラー委員長辞任!ビットコイン10万ドル目前!【仮想通貨相場】
ポイント
- 99,000ドルワンタッチ、3日連続で史上最高値更新
- マラは転換社債10億ドルに増額、マイクロストラテジーも30億ドルに増額発行
- マイクロストラテジー株が急落、資金調達一服しそう
- ゲンスラー委員長、1月20日付け辞任を正式表明
昨日のBTC相場
昨日のBTC相場は続伸。
朝方95,000ドル(約1480万円)にワンタッチすると徐々に上げ足を速め、アジア時間に98,000ドル(約1525万円)手前まで上昇、海外時間に入り98,000ドル台に乗せると、一時95,000ドル台に値を落としたが、今朝早くに99,000ドル(約1540万円)にワンタッチした。
BTCはトランプ氏当確を受けて11月6日から14日まで9日連続で史上最高値を更新。トランプラリーが一巡するとそれから5日間90,000ドルを挟んでのもみ合い推移を続けたが、今週水曜日に史上最高値を更新、94,000ドルにワンタッチすると、再び連日高値を更新する展開が始まった。
昨日は、マイクロストラテジーが当初17.5億ドルとしていた転換社債を26億ドルに増額、政権移行チームが暗号資産担当官の新設を検討しているとの報道もあり、朝方95,000ドルにワンタッチした。
午後に入りBTCは95,000ドルを上抜けると、98,000ドル手前に急伸、しばらく97,000ドル台でのもみ合いが続いた。
海外時間に入ると、もみ合い圏を脱したETHが急騰、連れ高となったBTCは98,000ドルワンタッチに成功、マイニング大手MARAも7億ドル予定だった転換社債を10億ドルに増額したことも好感され、底堅く推移した。
しかし、米株がオープンすると高寄りしたマイクロストラテジー株が失速、またウクライナでの地政学リスクの高まりも嫌気され、BTCは一時95,000ドル台に失速。
しかし、ソラナ(SOL)のETFの承認が近いとの思惑や、例によって押したところには買いが殺到するパターンで切り返すと、ゲンスラー委員長が1月20日付けでの辞任を公式に表明したことを受け、今朝方BTCは99,000ドルにワンタッチした。
本日のBTC相場
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著者 松田康生(まつだやすお)楽天ウォレットシニアアナリスト
東京大学経済学部で国際通貨体制を専攻。三菱UFJ銀行・ドイツ銀行グループで為替・債券のセールス・トレーディング業務に従事。2018年より暗号資産交換業者で暗号資産市場の分析・予想に従事、2021年のピーク800万円、年末500万円と予想、ほぼ的中させる。2022年1月より現職。
免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。
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