2024年登場の注目銘柄、カエルの最新ミームコインが急浮上

ミームコイン市場には毎月多くの新しいプロジェクトが登場しており、短期間で爆発的な急成長を遂げる新興コインも少なくない。この背景には、ミームコイン市場規模の拡大が寄与している。ミームコイン市場の時価総額は、本稿執筆時点において130億円規模に達しており、仮想通貨市場全体の中でも重要なセクターとしてその地位を確立している。

特にここ数年は毎年のように驚異的なパフォーマンスを見せるミームコインが誕生し、市場の注目を集めてきた。その代表的な例が、2021年に脚光を浴びたシバイヌ SHIB +4.96% や、2023年に5000％以上の驚異的な上昇率を記録したペペ PEPE +1.02% だ。

そして2024年、これらのトップミームコインを超えるポテンシャルを秘めた新興プロジェクト「 Pepe Unchained（PEPU） 」が6000万ドルを超える巨額資金を集め、市場を賑わせている。ミームコイン市場がかつてない活況を呈している現在、この新興コインは、過去に前例のない大規模の成長を遂げる可能性がある。

シバイヌ（2021年）｜50000％超の上場

2021年に登場した シバイヌ（Shiba Inu） は、もともとドージコイン（DOGE）の代替品として開発されたミームコインに過ぎなかった。しかし、同年その価値が爆発的に急上昇し、最大で約500,000％を超える驚異的な成長率を記録した。

この急成長の要因には、ソーシャルメディアでのバイラル広告の拡散、著名人や有名インフルエンサーによる熱狂的な支持、さらに当時の仮想通貨市場の活況が重なったことが挙げられる。

シバイヌの成功は、ミームコインの持つ潜在的な収益性の可能性を証明し、時価総額ではドージコインに次ぐ規模までに成長した。

ペペ（2023年）｜5000％超の上昇

2023年、仮想通貨市場に再び衝撃を与えたのが、カエルをモチーフとしたペペ（PEPE）だ。同年4月、仮想通貨市場が低迷する中でローンチされたペペは当初、決して注目を集める存在ではなかった。しかし、ローンチ後わずか数週間で価格が急騰、同年5月初旬には5000％を超える驚異的な上昇率を記録した。この当時、ペペの取引量は一時ドージコインやシバイヌを上回り、時価総額は15億ドルに達した。

また、ペペの成功はその後に続く多くのミームコインの誕生を誘発するきっかけとなった。スポンジ（SPONGE）、フロキ（FLOKI）、 Arb Doge（AIDOGE）、ウォールストリートミーム（WSM）といった新しいミームコインが次々と誕生し、いずれも市場の注目を集め、ミームコインブームの勢いをさらに加速させた。

しかし、ぺぺには潜在的な課題も抱えていた。取引量の増加に従い、トランザクションの遅延やガス代の高騰といった問題が発生。これらの問題は、実用面や持続的な成長において大きな障壁となった。

こうした課題を解決すべく、2024年にペペのアップグレード版として新たなミームコインプロジェクトが登場した。それが現在プレセールで巨額の資金を集める「Pepe Unchained」だ。

Pepe Unchained（2024年）｜上場前にもかかわらず6000万ドルの巨額資金が先行投資されている

Pepe Uncainedは、独自のレイヤー2ブロックチェーン「Pepe chain」を開発することで、従来のブロックチェーンの100倍のトランザクションを実現、さらに取引手数料の低コスト化に成功し、前身となるぺぺの課題を克服することに成功。その結果、上場前にもかかわらず、多くの投資家がプレセールに巨額資金を投じている。その規模は、本稿執筆時点において総額6000万ドルを超えている。この背景には、同プロジェクトが前身のペペを超える成長を遂げる可能性があると市場が期待していることが挙げられる。

実際、Pepe Unchainedはプレセール終了後にTier1取引所への上場が予定されており、この上場による影響でトークン価格は爆発的な上昇を果たす可能性がある。なお、現在開催中のプレセールは12月13日で終了する予定だ。