ビットコイン、戒厳令でウォン建てで3割暴落、今はどうなってる?【仮想通貨相場】
ポイント
- 96,000ドル台から93,000ドル台に下に行って来い
- 韓国で緊急戒厳令を発動、一時ウォン建て価格が3割暴落も、ほぼ元に戻す
- グレースケールのETF申請でSOLが若干強含む
- フィボナッチの8%でサポート、三角持ち合いを形成、週末辺りに上抜けか
昨日のBTC相場
昨日のBTC相場は下に行って来いの重い展開。
昨日未明から早朝にかけて97,000ドル台から94,000ドル台に失速。その後、96,000ドル台に回復すると、93,000ドル台に失速後、96,000ドル台に値を戻す、下に行って来いの展開となった。
また注目のアルトコインは昨日は朝方にアバランチ(AVA)やチェインリンク(LINK)などに物色買いが入り、今朝方ソラナ(SOL)が若干強含んでいる。
BTCは、感謝祭前に99,000ドル台から90,000ドル台に失速、感謝祭明けの金曜日に99,000ドル手前まで値を戻すと、月曜日は98,000ドル台、火曜日は97,000ドル台と、戻り高値を切り下げていた。
月曜日のXRPの上昇やマイクロストラテジーの購入、更にISM製造業が改善する一方、支払い価格は低下する理想的な数字となり、BTCは97,000ドル台に上昇したが、米国が保有している1万BTCをコインベースに移動したことが嫌気され、95,000ドル近辺に失速した。
しかし、ウォラー理事のハト派発言やMARA社がBTC購入のための転換社債を増額するとしたことが好感され96,000ドル台に値を戻した。
海外時間に入ると韓国のユン大統領が野党が北朝鮮と結託して国家転覆を図っているとして緊急戒厳令を発令、韓国市場でBTCやXRPが3割暴落、海外市場でも連れ安となりBTCは93,000ドル台に失速。
しかし米市場がオープンすると反発、96,000ドル台に値を戻している。韓国での戒厳令は解除され同国内でのBTC価格はほぼ回復、また朝方グレースケールのETF申請でSOLが強含んだことも相場を後押ししたか。
一方で、BTCに続き米政府保有のアルトコインが次々に移動され始めたことがアルトターンに影響を及ぼす可能性がある。
本日のBTC相場
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著者 松田康生(まつだやすお)楽天ウォレットシニアアナリスト
東京大学経済学部で国際通貨体制を専攻。三菱UFJ銀行・ドイツ銀行グループで為替・債券のセールス・トレーディング業務に従事。2018年より暗号資産交換業者で暗号資産市場の分析・予想に従事、2021年のピーク800万円、年末500万円と予想、ほぼ的中させる。2022年1月より現職。
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